このサイトでは、スペイン語圏およびポルトガル語圏における社会的連帯経済を扱いますが、その前にまず世界のどこでスペイン語やポルトガル語が使われているか、紹介したいと思います。この地図の黄色い部分がスペイン語圏、そして青がポルトガル語圏の諸国です。

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スペイン語は、スペイン本国の他、メキシコ以南の中南米の大部分、そしてアフリカでは赤道ギニア(ギニア湾上にある島国)で使われており、また米国でも最近は大都市を中心としてスペイン語圏出身者が増えており、米国内で普通に生活していてもスペイン語を耳にする機会が増えています。ポルトガル語はポルトガル本国の他、南米の大国ブラジル、アフリカではアンゴラ(南西アフリカ)、モザンビーク(南東アフリカ)、ギニアビサウ(西アフリカ)、カボベルデ(大西洋上に浮かぶ島国)、サントメ・プリンシペ(ギニア湾上にある島国)、そしてアジアでは2002年に独立した東ティモール(インドネシアとオーストラリアの間にある国)で使われています。

スペイン語とポルトガル語は非常に似ており、片方をマスターするともう片方も理解できるようになり、スペイン語圏とポルトガル語圏との間でも交流が盛んです。

このサイトでは、主にスペイン・ポルトガルと中南米における社会的連帯経済の情報を紹介してゆきますが、アンゴラや東ティモールなどの情報についても、わかり次第このサイトでご紹介したいと思います。なお、スペインポルトガル中南米そしてブラジルという形で、さらに詳しい紹介記事を書いていますので、ご覧いただければ幸いです。